ギャンブルは私からすべてを奪った！スロットにハマった結果が悲惨

【投稿者コラム】

私はスロットで人生の大部分を辛いものに塗り替えてしまいました。
人生の岐路に多々さえる時、いつもスロットが原因でした。

まずスロットにてを出したのは18歳の頃。当時サービス業で正社員して働いていた時の事。
職場の仲の良いスタッフに誘われて人生初スロットを経験。確か北斗の拳がでたばかりの頃でした。初めてのスロットで15万円買ってしまい、自身の手取りよりも多いお金をたったの数時間で入手してしまった事。
それから家に帰っても興奮は収まらず、翌日も同じ店でスロットをし、次は22万円の大勝。
その時私はこれで食べていける。こんなに楽しくて楽に稼げる職業なんてないと脳が洗脳されてしまいました。
その後仕事中も携帯のｱﾌﾟﾘでスロット。仕事終了後はそのままスロット店へ直行。
もちろん休日もスロットに明け暮れていました。

そのうちビギナーズラックは消え、どんどん収支は悪化。
しまいには当時付き合っていた彼女にお金を借りてまでスロットにいくようになり、
そのうち彼女には振られましたが、当時の私にとって金づるが消えたぐらいの感覚であまっり悲しくはありませんでした。

スロットでの収支は赤字が続き、ついにその時に働いていたお店のお金に手を出してしまいました。
罪悪感いっぱいで同じ職場の人と働く気持ち。その裏腹で盗んだお金をスロットに使う日々。それもそんなに長くは続きませんでした。
翌月店のオーナーに呼び出され、罪を認めるならそのままクビ。認めないのなら警察を呼ぶと言われ、全てを話しました。
オーナーは私を殴りたい気持ちでいっぱいだったのか、握りこぶしが凄く震えていたのを覚えています。
その場で退職となり、いきなり無職となりました。

実家に戻った私はその後も懲りず、小金ができたらギャンブルを繰り返す日々。
それを見た親に勘当され、行く場所もない私は期間工へと転職しました。
いままで見てきた人たちとは違う、明らかに訳ありの人々が働く工場で私は働いていました。

そしてそんな中でもまたスロットに手を出してしまい、今回はお金を工面してくれる人もいません。
頼れるのは消費者金融。軽い気持ちで数万。後日にまた数万と借金を積み重ねていきました。限度額まで借りるのはそう長くはかかりませんでした。

さすがに無一文で給与の前払いでしか飯にもありつけに状況になり、スロットから手を引きました。
しかし残ったのは毎月増えていく利息。借り入れから10年程たちましたがまだ返済の目処は立っていません。
その間に職場で出会いがあり、結婚して去年子供を授かりましたが借金の事は言っていませんでした。
過去のギャンブル中毒の事も一切話はしていません。
そして先日裁判所からの債務差押命令が嫁のいる時に自宅へ届き、勤めている会社へも問い合わせがありました。

嫁は実家に帰り、恐らく私の事を親に話し、離婚へとなるでしょう。

会社へも返事するのが億劫になり、体調が優れないと言って休んでいます。
もう、私にはこの先が見えません。
ギャンブルに嵌っている方、どうか自身の欲望は抑え、堅実に生きて下さい。
でなければ私のようになりますよ。